
新たなビジネスなどに関心がある人に向けた岩手ネットワークシステム起業化研究会が先週10日・火曜日にあすもあ遠野で開かれました。岩手ネットワークシステム略称「INS」は県内の科学技術や研究開発に関わる産学官の人々の交流の場として、22の研究会を組織して専門的な活動を行っています。INS起業化研究会はこれから起業を目指す人や、実家の家業を継ぐ後継者などを対象に、新たなビジネス創出や関係機関との交流を図ろうと県内各地で開催されています。遠野市での開催は今回が2回目でこの日は個人事業主や起業に向けて準備をしている人などあわせて19人が参加しました。講師を務めたのは東京都にある実践女子大学人間社会学部の吉田雅彦教授と中小企業アドバイザーなどを務める小林伊智郎さんです。はじめに吉田教授は自身が共同で出版した本を紹介しながら、起業支援の在り方など経営学の理論を交えて解説しました。また小林さんはこれまでの経験を振り返りながら、中小企業アドバイザーがどのような活動を行っているのか紹介しました。この中で小林さんはアドバイザーは、地域の自治体や支援機関と連携しながら、小規模事業者などの成長をサポートしており、さまざまな経歴・知識を持つ専門家が起業したい人はもちろん起業した後もサポートする体制があることを伝えていました。さらに、この日はこれから起業を考えている3人が登壇し自身が目指す事業などを発表しました。会場を訪れた人からは「地域の資源を生かしたツアーはどうか」などのアイディアが寄せられるなど、活発な意見が交わされていました。この日参加した人たちは起業支援に理解を深めるとともに新たな挑戦に向けて機運を高めた様子でした。