遠野駅前にあるボランティア・市民交流サロン「ちょボラ」では、現在早瀬町在住の菊池道子さんの絵画展が開かれていて、訪れた人たちの目を楽しませています。菊池さんは仕事を退職したあと１０年以上にわたり本格的に油絵に取り組んでいて、今回の「菊池道子絵画展」には９点の作品が展示されています。菊池さんの作品の多くは遠野の町や風景などをテーマとして、それぞれの場面や題材が持つ雰囲気を大切にしながら描いています。このうち早瀬川の風景を描いた「河辺の春」は雪解け水が流れる早瀬川と、河辺に咲く桜の木から春の訪れが表現されています。この作品について菊池さんは、「川の流れや砂利の質感の表現にこだわって仕上げた」と話していました。また菊池さんは「１人でも多くの方に作品を見てもらい、絵に興味を持つきっかけになればうれしい」と話していました。なお「菊池道子絵画展」は今月２９日の午後６時までちょボラで開催されています。皆さんも足を運んで、作品の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。