
中学生の「税についての作文」で賞を受賞した生徒への表彰式が、おとといとぴあ庁舎で行われました。「税についての作文」は、中学生に税についての関心と理解を深めてもらいながら納税することの重要性を考えてもらおうと、遠野市納税貯蓄組合連合会が毎年行っています。今年度は、市内3つの中学校からあわせて114作品の応募がありました。その結果、『「税」それは、自分の夢、自分と社会とのつながりを考え直す第一歩』と題し作文を書いた遠野東中学校3年の菊池美輝さんが遠野市長賞を受賞しました。菊池さんは、祖母のケガと兄の高校受験をきっかけにさまざまな税金の種類と使われ方があることを学び作文にしました。審査員からは「家族の出来事をきっかけに税に対する考え方が変化した点や税を自分ごととして捉えている点に感銘を受けた」などと高い評価を受けました。また遠野市教育委員会教育長賞には、遠野中学校3年の高橋蘭愛さんの作文、「自治体をアピールできるふるさと納税」が、遠野市納税貯蓄組合連合会会長賞には、遠野中学校2年藤田愛生さんの「税金が支えていること」が選ばれました。また遠野市議会議長賞には遠野中学校3年糠森碧斗さんの作文「見えないところで支えてくれる税金」が。カット変わるまでお待ちください遠野市校長会会長賞には遠野中学校3年鈴木月詠さんの「地域を支える住民税」と題した作文が受賞しました。表彰式のあと、遠野市納税貯蓄組合連合会の佐藤芳夫会長が、「生徒自らが税金を調べ実際の体験をもとに税金と向き合う姿勢を感じとることができました」と5人を称えていました。表彰式のあとには多年にわたり税知識の普及などに取り組んだとして、佐藤会長に釜石税務署から感謝状が贈られています。