9月12日放送分

遠野小学校で夢の教室


遠野わらすっこ「夢の教室」がきのう遠野小学校で開かれ、元競泳選手が夢について語りました。夢の教室は様々なスポーツのアスリートが「夢先生」として登壇し、夢を持つことやその夢に向かって努力する大切さなどを伝えるもので、日本サッカー協会が全国の小中学校で実施しています。遠野小学校を訪れたのは大阪府出身の元競泳選手奥出泰史さんです。奥出さんは日本水泳選手権の400m個人メドレー優勝をはじめとした輝かしい成績を残し18年前に現役を引退しました。きのうの夢の教室では初めに体を動かすゲームが行われ、5年生が奥出さんとの交流を楽しみました。このあと教室に移動して行われた特別授業では、奥出さんが夢に挑戦した経験について話しました。奥出さんは10歳のときに「ジュニアオリンピック優勝」という夢を持ち練習を頑張っていましたが、3年間ほとんどタイムが伸びず水泳を辞めようと思うほど落ち込んでいたそうです。そんな奥出さんの気持ちを変えたのはコーチからのアドバイスでした。気持ちを入れ替えた奥出さんは高校時代にジュニアオリンピック3連覇を達成、23歳のときには日本水泳選手権優勝を果たしました。授業の最後には児童たちがそれぞれの目標や将来の夢を発表しました。遠野小学校の5年生は自分だけの夢を探し、その夢に向かってあきらめず取り組むことの大切さを学んだ様子でした。
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