（仮称）教育センター整備に関する市民説明会が、今週日曜日市役所本庁舎で開かれました。市は中心市街地の使われていないビルを活用して、現在の市役所東舘庁舎の機能を移転するとともに、公営塾や自由に学習ができるスペースを設置するなどし、教育環境の充実を図ろうと、（仮称）教育センターの整備を進めています。この日はこれまでの市民との意見を踏まえた施設の活用策や整備の進ちょく状況について市民に対する説明会が開かれました。説明会では（仮称）教育センターの整備概要やこれまで１２回実施してきた市民説明会での意見に対する検討状況などが報告されました。これまで実施してきた説明会の中で市民からは、「児童・生徒だけでなく子育て世代や市民に開かれた施設にしてほしい」「児童生徒が利用しない時間帯の活用方法を検討してほしい」など意見が寄せられました。市は寄せられた意見をもとに検討を重ね、児童生徒が利用しない時間帯に予約制によるスペースの貸し出しを行うなど、誰もが利用できるオープンな施設とするとしています。また整備について未来を担う子どもたちの学習環境を向上させるだけでなく、環境負荷の低減と市の財政健全化に貢献する取り組みとして、エネルギー消費量をゼロにすることを目指すネット・ゼロ・エネルギー・ビル化いわゆる「ＺＥＢ化」の導入の検討を進めるとしています。なお、整備事業は来年度改修工事に着手し令和９年４月の利用開始を目指すとしています。