2025年6月27日放送

でんパラ オープン1周年

旧土淵中学校の空き教室を活用して去年6月にオープンした、日替わりシェフレストランが今月1周年を迎えました。今月1日で1周年を迎えたのは、日替わりシェフレストランでんパラです。このレストランがある土淵町では、さまざまな分野で活動している団体で構成する土淵町農村活性化協議会を立ち上げ、高齢者の経験と知識を集結し、多世代が協力して安心と笑顔で暮らせるまち土淵を目指して、将来ビジョン「でんでらパラダイス構想」を策定しました。「でんパラ」はこの構想の中で空き校舎となっている旧土淵中学校を食・観光・生活の拠点として活用しようとオープンしました。でんパラのシェフは地域の料理上手な人や宿泊業、飲食業のプロなどが日替わりで調理を担当し、毎日多彩なメニューを提供しており1年間で18組のシェフが腕を振るっています。またこれまで約5,500人が利用し、ランチや貸し切りディナーなどを楽しんでいます。取材した22日は、立ち上げ当初からのメンバーでレストランの構想を練り上げてきた農家民宿Agriturismo大森家の大森友子シェフが腕を振るいました。この日のメニューは、朝採れたばかりの新鮮な野菜やハーブを使った彩り豊かなパスタのランチやパンケーキなどで、料理を口にした人たちは笑顔を咲かせながら味わっていました。「高齢者の経験と知識を結集し多世代が協力して安心と笑顔で暮らせるまち土淵」の実現に向け設立された土淵町農村活性化協議会。でんパラの1周年を迎え、これからも地域に開かれた食の拠点をテーマに、空き校舎を活用して訪れる人たちに美味しさと手作りの温かさを届けていきます。

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