2024年8月8日放送

コミュニティスクール推進研修会

遠野市コミュニティ・スクール推進研修会が先週金曜日あえりあ遠野で開かれました。遠野市教育委員会では遠野の子どもたちの生きる力を学校と地域が力を合わせて育んでいこうと地域ぐるみで学校運営に取り組む仕組み「コミュニティ・スクール」を令和4年度に導入しました。導入から3年目を迎えた「コミュニティ・スクール」の取り組みでは子どもたちと地域住民が関わる機会が限られているといった課題があるということです。この課題を解決するための取り組みを学ぼうと開かれた研修会には教職員や学校運営協議会の委員、地域住民など35人が参加しました。研修会では「みんながワクワク地域学校協働活動!!!」と題して文部科学省コミュニティ・スクール推進員の猿渡智衛さんが講師を務めました。参加者たちは猿渡さんが取り組んできた事例を学んだあと8つの班に分かれて子どもたちと地域住民が関わり合うための仕組みづくりについて話し合いました。参加者からは「居酒屋のように子どもたちと大人が一緒に語り合う場所があればいいのでは」など様々な意見が出されていました。猿渡さんは「何をやるのかではなく、なぜやるのかどうしてやるのかが大切」としたうえで「コミュニティ・スクールを生かして社会教育でできること学校教育でできることをそれぞれの立場で考えて実践してほしい。」と伝えていました。

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