2023年3月7日放送

「語り・継ぎ」トランプを使って防災・復興について学ぶ

東日本大震災からまもなく12年を迎えます。そうした中、きょう(7日・火曜日)、土淵小学校で復興教育出前授業が開かれました。この出前授業は、復興月間の取り組みの一環として児童たちに12年前に発生した東日本大震災からの復興について学んでもらおうと土淵小学校が開きました。きょうは、5,6年生の児童27人が参加する中、岩手大学教職大学院の3人が講師を務め、「語り・継ぎ」トランプを使った出前授業が行われました。「語り・継ぎ」トランプは、楽しみながら防災や復興について学んでいくことができるトランプです。トランプには、岩手県が東日本大震災津波の体験から得られた3つの教育的価値「・いきる・かかわる・そなえる」と、児童たちが復興について学んだことを未来に伝える「かたり・つぐ」の4つのキーワードに合わせた言葉が書かれています。また、トランプには、復興に関するコンテンツにアクセスすることができるQRコードがついています。児童たちは、トランプに書かれた復興に関する言葉を読み上げながら、七並べをしたり、QRコードを読み取ってコンテンツを見たりしながら、復興について学んでいました。児童たちは、トランプゲームを通して防災と復興への理解を深めた様子でした。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.