5月6日放送分

荒川駒形神社遥拝所神殿例祭


附馬牛町の荒川駒形神社で遥拝所の神殿例祭がきのう(5日・日曜日)執り行われ、馬を連れて地域を練り歩く町内巡行がおよそ50年ぶりに復活しました。荒川駒形神社では令和2年に附馬牛町民から神社に贈られた住宅を奥宮までいかずとも参拝できる遥拝所に改修しました。そして、去年5月5日に奥宮から分けた御霊を遥拝所に移しました。また、遥拝所の神殿例祭は、御霊を移したことを記念し、子どもたちが参加しやすく地域の賑わいにつながる祭りにしようと子どもの日に合わせてきのう初めて行われました。この日ははじめに馬の神様である御神馬から馬の背中に乗せた幣束に御霊を移しました。このあと、総代や畜産関係者、大出早池峰神楽が参列しておよそ50年ぶりに馬を連れて町内を練り歩きました。行列が通ると地域の人たちは外に出て権現様に頭を噛んでもらって厄を払い無病息災や家内安全などを願っていました。この後、神事が執り行われ畜産平安と五穀豊穣などを祈りました。神事の後には大出早池峰神楽や上柳しし踊り、早池峰しし踊りが舞を奉納、遥拝所前にはたくさんの人が集まり賑わいを見せていました。なお、荒川駒形神社の奥宮の例祭は旧暦の4月8日で今年は今月15日(水曜日)に執り行われるということです。
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