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Tono Natural Life Network

活動概要

遠野からの後方支援 〜見守り支援・ほっとひといき事業・起業支援〜

1)被災沿岸地域への見守り活動 〜人と人をつなぎ続けるために〜

2)ほっとひといき事業 〜遠野でつなぐ被災沿岸地域のコミュニティ〜

3)EAST LOOPプロジェクト 〜はたらくことは、生きること〜

○被災沿岸地域への見守り活動 
〜人と人をつなぎ続けるために〜


震災当初 後方支援拠点遠野からの物資支援
 平成23年の震災発生後、メールにて被災地から支援に関す状況やニーズを発信し続けたことがきっかけになり、全国150を超える団体や個人からの支援物資が集まりました。避難所は行政からの支援が届きはじめていたため、避難所に入らずに個人宅に避難している被災者へ物資を届ける活動を遠野で官民一体となって行うこととし、遠野山里ネットがその輸送の役割を担い始めました。
 配送スタッフは大槌町や陸前高田市の地理と住民がよくわかる被災沿岸地域から雇用しました。支援物資は当初全戸対象(大槌町1,237軒、陸前高田町711軒、遠野市56軒 平成23年夏頃)にしていましたが、被災の戸別調査を同時に行いながら、徐々に要支援世帯(主に高齢者、大槌町約1,000世帯、陸前高田市約1,000世帯)へと移行していきました。
 また、冬季には要支援世帯を対象に灯油の支援も行いました。この活動には多くの支援金をいただきながら活動を継続できました。

物資支援から、見守り活動、そしてコミュニティづくりへ
 その後、震災から1年が経ち、2年目に差し掛かるあたりから、物資の支援から仮設住宅への見守り活動へ移って行きます。それは、まだまだ住宅環境や就労環境、地域コミュニティの再構築が十分に行われていない現状にあったからです。被災生活で孤立しがちな方々を定期的に訪問することで「個々の生活の様子」を把握することができ、高齢者の孤独死を防ぐことに大きな効果をあげられます。
 また、復興公営住宅の入居により、コミュニティを新たに作る必要が出てきました。そこで、お茶っこや料理講習などを通して住民同士の交流の場づくりなども行っています。それは、発災後から活動しているスタッフが現地との信頼関係にあるからできる活動とも言えます。時には、専門的な機関へつなぐこともしています。
 「震災前の元の暮らしに戻るまでこういった活動をしたい」というスタッフの強い思いでの活動は、同じ地域にいきる「互助」「自助」となっています。被災した方々が安心して住めるまで、このような取り組みを遠野山里ネットは継続的に実施をしていきます。

陸前高田のベルトコンベア  沿岸活動スタッフ  仮設住宅での交流会の様子


○ほっとひといき事業 〜遠野でつなぐ被災沿岸地域のコミュニティ〜

お風呂に入り、魚料理が食べたい
 ライフラインが壊滅した平成23年の震災当初に「お風呂にゆっくり入りたい」「配給ばかりの食事で、魚(震災前、沿岸では常食)が食べたい」等の要望が多くありました。それに答える事業として「入浴の機会の創出や栄養のある食事提供など被災地の緊急的な住民への遠野からの後方支援」「東北の復興の担い手である被災者の健康および生活の再建に寄与」として実施したのがほっとひといき事業です。

コミュニティ形成の場の提供事業へ
 その後、避難所から仮設住宅への移行がはじまると、平成24年頃から、「住民同士のコミュニケーションの場」「仮設住宅から中々でることのない高齢者の心身リフレッシュの場の提供」「買い物がもっとしたい」などの声が多く聞かれ、被災地の現状に沿って、その目的と手法を柔軟に変えながらの実施を継続してきました。復興が長期化している被災地では「復興の終わりが見えない」「時間の経過とともに仮設住宅・災害公営住宅でのコミュニティの再活性の必要性」の課題が見え隠れしている。また、震災前の集落のつながりをもとめる声も多い。
 また、当法人スタッフが、ほっとひといき事業の被災地での告知自体が「被災者への見守り活動」の一環となるなどの副次的な効果も出てきています。

ほっとひといき事業の概要ほっとひといき事業の様子



○EAST LOOPプロジェクト 〜はたらくことは、生きること〜

被災沿岸地域に笑顔あふれる仕事づくり
 平成23年6月より取り組みがはじまったEAST LOOPは、被災した女性がハートのブローチ等の手芸小物を製作し、関西や関東での大手百貨店や小売店への販売、インターネット等を通じて販売をし、売上代金の50%を生産者グループに支払われる被災沿岸地域の手仕事プロジェクトです。作り手が編み物をすることによって収入を得るだけでなく、仕事をすることによって前向きに生活をすること、また、販売することによって震災の風化を防ぐという目的もあります。
 被災沿岸地域で誰でも参加できる手仕事を創り、被災沿岸地域の方々が作られた商品を日本、全世界の人たちに届け、その売上げを作った方たちに直接届けるプロジェクトです。フェアトレードの事業展開をしている株式会社福市(大阪)と協働しながら、被災沿岸地域の仕事づくりとして継続的な実施を模索しています。

三つの目的
1)笑顔と収入を届ける
仕事は現金収入を得るだけでなく、人や社会とつながる手段でもあり、生きていく喜びや希望につながります。小さな手仕事が、被災沿岸地域での困難な暮らしの中で心の支えになってほしい、次の一歩を踏み出すきっかけになってほしいという思いも込めています。

2) 精神的なサポートにつなげる
手を使った仕事は、悲しみが癒され、心のケアにつながる効果もあるといわれています。また、facebookなどを通じて作った人に応援メッセージなどを届けたいと思っています。

3) 「何か役立ちたい」、そう考えているたくさんの人たちに支援の方法をつくる
誰もが参加できる買物を通じて、被災された人たちに直接つながる支援の方法をつくり、多くの人が参加できる継続的な仕組みをつくります。

手編みの様子宮古の編み手東北クロッシェの店内EAST LOOPの商品
EAST LOOPの取り組み概要

EASTLOOPhp http://www.east-loop.jp/  ←EAST LOOPの紹介やネット販売のサイト

EASTLOOPfb http://www.facebook.com/EASTLOOP ←EAST LOOPのフェイスブックページ

crochtHP http://tohoku-crochet.com/ ←東北の手仕事の岩手県遠野での拠点

その他、各種被災地研修などを実施、詳しくは事務局お問い合わせください。



認定NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク

〒028-0514
岩手県遠野市遠野町28-5

TEL 0198-62-0601
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