5年生☀野外活動in宮守小学校

県の緊急事態宣言を受けて、5年生の西中学区4校合同野外活動は、中止となりました。代替え行事として、9月2日(木)に校舎内外で体験活動を行いました。
わんぱく広場に集合し、始めの会を行いました。学級会長の勇俐さんが、「みんな仲良く、協力すること。よく考えて行動することを頑張りましょう。」とあいさつをしました。似内先生から活動日程や注意事項について話があり、気合十分で活動に入りました。
始めに、テント設営体験をしました。骨組みを一本にして金具で止めて、屋根の部分をフックでつけるだけの簡易テントでしたが、意外と骨組みを一本にするところで手間取ったようです。「そこを抑えて!」「こっちOK!」と互いに声を掛け合いながら作業していました。組み立てたテントに入り、一休みしました。

 

次は、火をおこし、かまどでカレー作りと飯盒でのご飯炊き。火種はできるものの、なかなか木に燃え移らず、何度も木を出し入れしたり、吹き付けたりして、悪戦苦闘しました。が、そのかいあって、カレーもご飯もおいしく出来上がりました。どこの班も、残さず完食しました。食べている時に感想を聞くと、「人参が甘い!」「ベーコンもおいしい!」「ご飯の水加減、ばっちり!」等、自分たちで調理した昼ごはんに大満足の様子でした。昼休みを挟んで、かまどの撤去は、みんなで協力して短時間で終わりました。その後、図工室に移動して、拾い集めた木の枝や実を使って、秋の工作を作りました。木の枝そのものの良さを生かそうと工夫し、自分だけの作品を作っていました。


当初の計画よりかなり縮小したプログラムになりましたが、自然の中で自分たちで考えながら活動することや協力することの大切さを感じた1日となりました。いつも生活している友だちのよさを再発見する場面もあり、うれしく思いました。制限のある中での活動ではありましたが、子どもたちが自分たちで活動したという自信になればと思っています。

2021年09月08日