酪農出前教室

 11月12日(水)に「酪農出前教室」が実施されました。これは、乳牛の体の仕組みや牛乳の栄養の話、バター作りや搾乳体験などを通して、自分たちが毎日飲んでいる牛乳や、酪農についての理解を図ることをねらいとしています。
 2~5年生で、2校時はJAの方から酪農や乳牛についてのお話を聞き、3種類の牛乳の飲み比べをしました。子どもたちはにおいを嗅いだり味を比べたりして、自分なりにテイスティングをしていました。3校時はバター作り体験を行いました。小岩井乳業の方から教えていただいたとおり、生クリームを入れたカップを一生懸命振りました。できたバターはクラッカーにつけて試食しましたが、自分で作ったバターの味に大満足の様子でした。4校時は1年生と6年生も加わり、牛との触れ合い搾乳体験です。母牛の大きさに驚き、はじめは恐る恐るの搾乳体験も、実際にお乳が出るととても嬉しそうでした。また、子牛も来ていて、そのかわいらしさにみんなにっこりでした。
 牛乳は苦手な子もいますが、酪農家の方の「お母さん牛が頑張って作っている血の通った食べ物。牛乳が苦手な人も頑張って飲んでくださいね」というお話にどの子もうなずいていました。生き物との触れ合いによる「癒やし」はもちろんのこと、牛のあたたかさを実感したり子牛の心音を聞いたりするなど「命」を感じることができ、多くの学びのあった時間になりました。

2025年12月22日