
遠野市教育研究所による教育研究発表会が、きのう市民センター大ホールで開かれました。この発表会は、市内小中学生の学力向上に向けた研究成果と課題を確認し来年度の方向性を共有することで、遠野市の教育向上に役立てようと遠野市教育研究所が毎年開いています。発表会でははじめにタブレット端末を活用した授業の在り方などの研究を行うICT教育部会が児童生徒の情報活用能力アンケート結果や業務効率向上のためのDX化について報告しました。続いて遠野・遠野東遠野西の各中学校区で学力向上のために取り組んだ成果や課題などが発表されました。このうち遠野中学校区では、児童・生徒の目指す資質・能力を「表現力の育成」に定め自分の考えを表すための工夫と学び合いの工夫の2つの視点から授業改善に取り組んだことが伝えられていました。発表を聞いた教育研究専門員の小向敏夫さんは、「各中学校区・学校で授業改善を中心に学力向上の取り組みをリードしていただきました。」「児童・生徒に学習の見通しを持たせる工夫や根拠を明確にし、自分の言葉で表現する活動は主体性と学びの質を高める重要な実践でした」と講評を述べました。なお発表会のあとは中学校区ごとによりよい教育環境の充実に向け、今年度の取り組みの振り返りと来年度の方向性について意見を交わしたとのことです。