ひと夏の恵みの色、とれたての藍の葉を使って染め上げる「遠野ブルー」の作品づくりがことしも伝承園の染工房で行われています。先週土曜日、伝承園の染工房では染め物好きの青の会のメンバーが集まり、遠野産のタデ藍を使って生葉染めを行いました。青々としたとれたての藍から葉の部分だけを取り外し、ミキサーで水と合わせて細かく砕きます。細かくなった葉の汁をネットにいれて濾し、青汁のような染め液の完成です。ここからどのような作品が完成するでしょうか、参加したみなさんは期待を込めて染め液の中に生地をそっと沈めていきました。青の会代表の多田みえ子さんは、東日本大震災後、2012年に初めて藍の種を蒔き、それから毎年、藍は美しい色を惜しみなく与えてくれると、ひと夏の恵みの色「遠野ブルー」を命名しました。一般的な染め方には、「すくも」といわれる乾燥させた葉を使いますが、生葉染めはこの時期しか楽しめない貴重なもの。染め液に入れた生地を空気に触れさせるだけで、美しいブルーへ発色しました。青の会のみなさんによる作品は、ことしも遠野市民芸術祭に出品される予定ですので、お楽しみに。なお、生葉染めは8月まで楽しめるとのことで、体験を希望する場合は伝承園までお問い合わせください。Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.