2025年9月16日放送

遠野北小学校で平和学習

遠野北小学校の6年生の児童たちが今月5日、原爆体験者から話しを聞き平和について学習しました。その様子が届きましたのでお伝えします。この日、講師として招かれたのは、岩手県原爆被害者団体協議会・顧問の伊藤宣夫さんです。伊藤さんは、自身が広島で体験した原爆の恐ろしさや悲惨さ、当時の市街地の状況を児童たちに丁寧に話しました。また、講師の実体験を基にした紙芝居を代表の児童が読み、当時の様子を知るとともに戦争は絶対にしてはいけないことを子どもたちは改めて感じていました。今回の平和学習を通じて、平和とは何か、平和な世界を築いていくために自分たちにできることは何かを、児童一人一人が深く考える時間にしていた様子でした。最後に伊藤さんは、「命を大事にすること」「平和な世界をつくっていってほしいこと」「ほかの国と仲良くすること」「社会のために尽くしてほしいこと」を児童たちに伝えていたということです。

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