2025年9月1日放送

市議会一般質問 1日目

9月遠野市議会定例会の一般質問がきょうから始まり、5人の議員が質問にたちました。1日目のきょうは、小松正真議員、菊池忠信議員、菊池美之議員、千田由美子議員、昆明美議員の5人が登壇し、遠野納涼花火まつり中止の経緯についてや、遠野市地球温暖化対策計画の柱となる、SDGs官民共創ネットワークについてなど市の考えを質しました。このうち、遠野納涼花火まつり中止の経緯について問われた多田市長は、遠野警察署から警備人員・誘導スタッフの大幅な増強などを含む警備計画の全面的な見直しといった厳重な体制の構築について強い指導があり、限られた準備期間内で開催期日までに体制を整えることが困難であったことから、中止の決断に至った経緯を説明しました。また来年度以降の対応について、「遠野警察署の申し入れ内容を踏まえつつ、運営体制の見直しを含めて、事務局や市の関係課で協議をしているところであり、新たな体制を構築して開催していく考え」と答えました。次に遠野市SDGs官民共創ネットワークで進めるプロジェクトについて質問が出されました。市は遠野市が持つ豊かな森林、地域特性をはじめとする自然環境の再生可能エネルギーの活用に係るポテンシャルを生かし、エネルギーの地産地消を目指す、「遠野サステナブルプロジェクト」を計画しています。多田市長は、遠野市がSDGs未来都市に選定されていることに触れながら、「地域資源を最大限に活用した再生可能エネルギーの導入と地域経済の発展を両立させるため、新たに地域エネルギー会社の設立を計画していることや、外部の専門的な知見を効果的に取り入れることで、事業の実効性と持続性が高まることに期待する」と答弁しました。市議会定例会は、あすも一般質問が行われ、5人の議員が登壇する予定です。

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