2025年6月11日放送

南部神社で清心尼公祭

第21代遠野南部家当主である清心尼公を讃えようと先週の土曜日南部神社で清心尼公祭が開かれました。八戸南部氏が遠野に国替えをしてからさ来年の2027年で400年の節目を迎えます。この清心尼公祭は第21代遠野南部家女性当主である清心尼公の功績をたたえるとともに市民の皆さんに広く知ってもらおうと南部神社が国替え400年に先立ち実施しました。この日は、南部神社の氏子や地域の人たちなどが参加する中、はじめに神事が行われ、県内の神職による雅楽の奉納や神楽の奉奏が行われました。雅楽は笙・篳篥・龍笛の三つの管楽器で演奏する日本の古典音楽の一つで南部神社の宮司によると三つの楽器がそろい生演奏が行われるのは滅多にないということです。この後には、神様への感謝の気持ちなどを表現した神楽「豊栄舞」が奉奏されました。また参加した人たちが玉ぐしを捧げ、清心尼公の功績を称えていました。なお、南部神社では、再来年の国替え400年に向けて今後も様々な催しを開催する予定だということです。

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