2025年5月22日放送

市営牧場 夏期放牧はじまる

市営荒川牧場と市営寺沢牧場の2カ所でおとといから今年度の夏期放牧が始まっています。市営荒川牧場では今週月曜日、関係者25人が看視舎前に集まり、放牧される牛や馬、その世話をする看視人が放牧期間中事故なく過ごせるようにと安全祈願祭が行われました。神事では、荒川駒形神社の佐々木精太郎宮司が祝詞を読み上げ、代表者が玉串を祭壇に捧げました。神事のあと、多田市長と多田議長が、遠野市の基幹産業として畜産業が地域経済を支えるのに重要な産業であることから今後の期待を込めてあいさつしました。また、安全な放牧は高品質な畜産物を生産するための大切な基盤である一方、近年の気候変動の影響により自然災害のリスクも高まってきているため、ことしの放牧期間が無事に終わるよう機運を高めていました。遠野市によると今年度の放牧の申込みは、市営荒川牧場と市営寺沢牧場の2カ所合わせて牛が371頭、馬が93頭で、戸数・頭数ともに昨年度並みの状況ということです。なお、夏期放牧は、10月末まで行われる予定です。

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