2025年4月29日放送

大船渡林野火災 義援金寄託式

大船渡市林野火災で被災した人たちに役立ててもらおうと、小友小学校と宮守町行政区連絡会が先週金曜日義援金を託しました。小友小学校の児童たちは、大船渡市で発生した林野火災の様子をテレビのニュースで見たり大船渡から通う先生から状況を聞いたりする中で何かできることはないかと考え、ふれあい委員会が中心となり4月7日から21日まで募金活動を行いました。また、19日・土曜日の授業参観の際には保護者に募金を呼びかけ、1万2,628円を集めました。この日は全校児童が集まる中、ふれあい委員会の3人が遠野市共同募金委員会の事務局を務める菊池洋佑さんに、寄せられた善意を手渡しました。寄せられた募金は岩手県共同募金会に全額送られ、大船渡市に届けられる予定です。また宮守総合支所では宮守町行政区連絡会の八重樫正昇会長をはじめ3人が、日本赤十字社遠野市地区長を務める多田市長に義援金16万4500円の目録を手渡しました。宮守町行政区連絡会では、大船渡市の林野火災で被災した人たちの助けになればと、3月に開かれた会議で各地区に協力を呼びかけて義援金を集めました。目録を受け取った多田市長は「林野火災はこれまでの穏やかな暮らしや営みに深く傷を残した。この傷が一刻も早く癒え日常を取り戻せるよう支援が必要だ」と話し、義援金の寄託に感謝していました。なお義援金は「令和7年大船渡市赤崎町林野火災義援金」として、岩手県が設置する義援金配分委員会に全額送られます。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.