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2025年3月19日放送

観光・宿泊業の危機管理講習

自然災害などにより命が危険にさらされる状況が多発する中、市内の観光業に携わる人たちが参加した危機管理講習が先週木曜日総合防災センターで開かれました。この講習は、火災や急病者が発生した場合に落ち着いて適切な対応ができるようにと遠野市観光協会が初めて開きました。この日は、市内で宿泊業など観光に関わる人たち１２人が参加して万が一の事態に備えました。講師は遠野消防署の署員が務め、はじめに参加者たちは、火災の発生を想定し消火器の操作や消火できなかったときは素早く逃げることを学びました。続いて、急病者の蘇生処置訓練が行われ心肺停止の人が発生した場合の胸骨圧迫やＡＥＤを使用した対処法を教わりました。参加者は真剣な表情で講師の説明に耳を傾け、正しい姿勢で作業を行うことなど一つ一つ手順を確認しながら蘇生処置を体験していました。なお遠野市観光協会では、定期的に講習を開催し観光客に安心・安全な遠野の旅を提供する取り組みを進めていくということです。

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