2025年3月17日放送

鱒沢保育園閉園式

園児の減少により、鱒沢保育園が今年度で閉園することになりきのう61年の歴史に幕を閉じる閉園式が行われました。鱒沢保育園は昭和39年に公民館を利用し宮守村立鱒沢児童館として保育を開始。その後市村合併などを経て平成28年に遠野市保育協会に移管。これまで681人の卒園児を送り出しました。きのうは卒園式を行ったあと閉園式が行われ卒園児や地域の人たちなどおよそ70人が出席し鱒沢保育園の閉園を惜しみました。式では鱒沢保育園の思い出が上映され、園児や出席した人たちはこれまでの活動や行事などを振り返り子どもたちの楽しそうな笑顔とともに懐かしんでいました。続いて多田弘園長が、保育園での賑やかな日々を紹介しながら、子どもたちの門出に期待を寄せると園児たちが「ありがとうの花」を元気に歌ってこれまで関わってきた人たちに感謝を伝えました。歌の発表のあとには卒園した児童が駆けつけ保育園の思い出を懐かしみながら振り返りました。最後に保育園の看板を多田園長と園児たちが一緒に遠野市保育協会の中浜艶子理事長へ返納しました。60年以上の間、地域の人たちと一緒に子どもたちの成長を見守り続けた鱒沢保育園は今月31日で閉園となります。なお、鱒沢保育園を利用している園児たちは4月からは宮守保育園と綾織保育園にそれぞれ通う予定となっています。

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