2025年3月13日放送

市内中学校卒業式

市内3つの中学校できょう卒業式が行われ、卒業生たちがたくさんの思い出を胸に学び舎を旅立ちました。遠野中学校の卒業式からお伝えします。遠野中学校では花巻清風支援学校遠野分教室中学部と合同で卒業式が行われました。式では保護者や在校生などの拍手に迎えられる中、遠野中学校の卒業生117人と遠野分教室中学部の卒業生2人が入場しました。はじめに遠野中学校の卒業生一人ひとりに堀村克利校長から卒業証書が手渡されました。続いて花巻清風支援学校遠野分教室の卒業生2人に谷浩明校長からそれぞれ卒業証書が手渡されました。式辞では堀村校長が、学校のリーダーとして普段の生活や行事で後輩たちに模範を示した卒業生の頑張りを称え「卒業生皆さんの更なる活躍と一人ひとりの未来が開かれることを期待します」とはなむけの言葉を送りました。このあと在校生を代表して2年の菊池陽咲さんが、「自らの夢と希望を胸に抱き続け更に輝きその輝きで私たちの故郷遠野を照らし続けて下さい」と送辞を述べました。これに対し卒業生を代表して菊池崇伍さんが答辞を述べました。遠野中学校117人、花巻清風支援学校遠野分教室中学部2人の卒業生たちは仲間たちとの思い出やお世話になった人たちへの感謝を胸にそれぞれの進路に向け新たな一歩を踏み出しました。続いては、遠野東中学校の卒業式です。遠野東中学校では42人の卒業生が保護者や在校生の拍手に迎えられて入場しました。式では、担任から1人ずつ名前を呼ばれた卒業生が、佐々木誠校長から卒業証書を受け取りました。このあと佐々木校長が、「数えきれないほどの感動を私たちに与えてくれた。これからはこれまでの経験を糧として自分の人生を切りひらいていってほしい」と卒業生にはなむけの言葉を送りました。続いて在校生を代表して西村旬平さんが、先輩と過ごした日々を振り返り、「何事も一生懸命取り組み、私たちを引っ張ってくれた3年生のみなさんを心から尊敬しています」と、送辞を述べた後、心を込めた合唱で門出に立つ3年生にエールを送りました。これに対し卒業生を代表して金濱望美さんが答辞を述べました。最後に卒業生が中学校での思い出と一緒に過ごしてきた仲間や支えてくれた人たちに向けた感謝のメッセージを歌とともに伝え、式を締めくくりました。どんな時も力を合せて東中学校を引っ張ってきた卒業生たちは未来に向かって3年間慣れ親しんだ学び舎を旅立ちました。続いては27人が卒業の日を迎えた遠野西中学校の卒業式です。在校生の合唱が会場を包み込む中、卒業生一同は引き締まった表情で入場していました。式では初めに卒業証書授与が行われ、卒業する1人1人の名前が読み上げられたあと、菊池一洋校長から卒業証書が贈られました。卒業証書を手渡した菊池一洋校長は、「皆さんには様々な教えを素直に吸収して自分で考えながら実行する力があります。これからも新しい変化を取り入れながら豊かな人生を歩んでください」門出を祝いました。このあと行われた「門出のセレモニー」では、在校生から感謝の言葉が送られたあと、2年生の佐藤楓さんが「先輩方が西中の合唱文化を復活させたように私たちも挨拶や応援を誇れるものにしていき、より勢いのある西中を目指します」と送辞を述べ、伝統をさらに発展させていくことを誓っていました。続いて卒業生代表の多田凜太郎さんが中学校生活を振り返りながら、今後への決意を伝えました。またセレモニーでは合唱も行われ、中には3年間の思い出がこみ上げて涙ぐむ卒業生も。遠野西中学校の卒業生たちはかけがえのない日々を過ごした学び舎から、胸を張って巣立っていきました。

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