2025年2月25日放送

3月遠野市議会定例会 開会

3月の遠野市議会定例会がきょう開会し、令和6年度遠野市一般会計補正予算第13号案や令和7年度の遠野市一般会計予算案など30の議案が提出されました。きょうの午前10時に開会した市議会定例会では、初めに会期の日程を来月3月14日・金曜日までの18日間とすることが決まりました。続いて多田市長が令和7年度の施政方針演述を行い、予算の特徴をはじめ5つの大綱ごとの主要施策の取り組みなどを説明しました。また、佐々木教育長は、今年度の児童生徒の活躍を振り返りながら、令和7年度の教育行政推進の基本方針について、述べました。この後、鈴木副市長が、市が提出した議案第2号から議案第31号までを説明しました。このうち令和6年度一般会計補正予算第13号案については、歳入歳出にそれぞれ6369万円を追加し、予算総額を207億587万9000円とするとしています。主な内訳は防災トイレや災害時用浄水器など地域防災設備等の拡充として、防災対策事業費に2412万4000円シルバー人材センター運営事業費に1100万円などとなっています。また来年度・令和7年度の一般会計予算案については、「遠野の未来躍進予算」と位置づけ、令和6年度の当初予算に比べ13億7000万円増の総額194億7000万円で編成するとしています。特徴として、「第2次遠野市総合計画後期基本計画」の最終年度となることから、事業の総点検と再構築を図り、次の計画へのスムーズな移行と、長引く物価高騰への対応、経済回復だけでなく次の時代へさらなる成長と発展を目指し、市民に希望と期待を与えられる施策を盛り込み新規16事業を加えた358事業に取り組んでいくとしています。なお、3月市議会定例会は、3月3日・月曜日から5日・水曜日まで一般質問、その後予算等審査特別委員会を経て、3月7日と14日に本会議が開かれる予定です。

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