2025年2月12日放送

法華寺 春の大祭

宮守町の法華寺できのう53回目となる春の大祭が執り行われました。春の大祭は人々の幸せや世界平和などを祈願する行事で、昭和47年から続いています。はじめに法華寺の総代や檀信徒などが行列を作り、およそ300mを練り歩きました。行列には千葉県の中山法華経寺で去年11月1日から2月10日まで100日間の厳しい修行を終えた法華寺の阿部是隆修徒を含む全国各地の行僧14人の姿もありました。行列が本堂前に到着すると「水行」が行われ、ふんどし姿に着替えた行僧たちがときおり雪が降る寒空の下で、冷たい水を勢いよくかぶり身を清めました。続いて本堂で法要が行われ阿部是秀住職や行僧がお経を唱えながら、能登半島地震からの復興や戦争・紛争の終結などを祈願しました。法要の最後には阿部是秀住職が謝辞を述べ、100日間ひたすら荒行を繰り返す日々を乗り越えた阿部是隆修徒をたたえていました。このあと御祈祷や開運福まきが行われ、参列者たちは1年間の五穀豊穣や無病息災などを祈りました。

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