2025年2月11日放送

いわて農村RMOフォーラム

第2回いわて農村RMOフォーラム2024が、先週金曜日に旧土淵中学校で開催されました。このフォーラムは、農村の農地保全活動や生活支援活動などに取り組む農村RMOの育成を推進している岩手県が開きました。この日は、旧土淵中学校を会場に、県の関係者や農村RMO形成に取り組んでいる地域の関係者などリモートを含めて80人が参加しました。はじめに、NPO法人いわて地域づくり支援センターの常務理事を務める若菜千穂さんが「生き残る地域の地域づくり」と題して講演しました。このあと、県内で農村RMO形成に取り組んでいる花巻市、遠野市、奥州市の3市5地区による事例報告がありました。遠野市からは、特産品栽培による遊休農地の活用、農泊や福祉分野と連携した小集落の活性化など、持続可能な取り組みを住民主体で行う土淵町の事例が報告されました。この中で、旧土淵中学校の校舎を活用し、去年6月にオープンした日替わりシェフレストラン「でんパラ」がこの日、来客数4000人を達成したことも報告され、会場の人たちから拍手が送られていました。最後に、農村RMOに関する情報を交換するポスターセッションが行われ、参加者は、よりよい地域づくりについて理解を深めていました。

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