2025年2月7日放送

遠野西中「プレミアムにしの日」 防災について考える

遠野西中学校では毎月24日を「にしの日」、2月4日を「プレミアムにしの日」として生徒会執行部が主体的に様々な取り組みを行っています。この中今週火曜日は全校生徒で災害に備えようと防災教室が開かれました。遠野西中学校では東日本大震災以降震災の状況や災害への備えなどを学ぶ復興学習に取り組んでいます。「プレミアムにしの日」のこの日は、2・3年生がきょねん10月に沿岸部に足を運び学んだことを全校生徒で共有し災害に備える意識を高めようと防災教室が開かれました。はじめに2年生が陸前高田市の津波伝承館で学んだ津波が発生した場合の大切な心構えなどを伝えました。続いて3年生が大船渡市の野外活動センターで避難所で起こる様々な出来事をどのように対応するか、ゲーム感覚で体験する「HUG」で学んだことを報告しました。また3年生は万が一の事態に役立ててほしいと捜索救助などで使用される「ダブルフィッシャーマンズノット」というロープの結び方を1・2年生に教えました。生徒たちは災害に備えることの重要性を確認し、自分たちにできることを考え今後の取り組みに生かしていこうと決意を新たにしていました。なお、遠野西中学校ではこの日から3月11日まで「東日本大震災」と「そなえること」について考える期間とし震災に関する図書などを設置して防災について理解を深めていくことにしています。

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