2025年2月6日放送

遠野市小中学校 環境・科学研究発表会

遠野市小中学校環境・科学研究発表会が先週土曜日あえりあ遠野で開かれました。この発表会は児童・生徒たちが身近な環境などからテーマを見つけ工夫しながら問題を解決しようとする意欲を育もうと、遠野市教育委員会と遠野市教育研究所が毎年、開催しています。この日ははじめに、模範発表として緑峰高校の生徒が米の品種「いわてっこ」についてコスト削減や収穫量のアップなど、栽培の研究成果を紹介しました。この後小学校3・4年の部小学校5・6年の部中学校の部の3つに分かれて児童・生徒たちが環境や科学に関わる疑問を解決しようと研究した成果を発表しました。このうち遠野小学校4年の川上煌二朗さんは「顕微鏡で新しいお札を見てみよう」と題して紙幣の偽造防止技術について調べました。また青笹小学校6年の関口夏輝さんは雷に興味を持ち雷が発生する原理などを研究しました。さらに遠野東中学校1年の千葉空さんはペットボトルを使って水の濾過装置を作り泥水などを透明にする実験を行ったことを発表しました。この日、児童・生徒たちは、他の研究にも耳を傾け、質問や感想を伝えるなど互いに刺激を受け、今後の研究に意欲を掻き立てていました。

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