2025年2月4日放送

土淵町地域づくり推進大会

第38回土淵町地域づくり推進大会が先週土曜日に土淵地区センターで開かれました。この大会は町民が一堂に集い情報交換を行うことで、地域の発展を図ろうと毎年この時期に開催されています。初めに主催者を代表して土淵町まちづくり協議会の安部全一会長が「去年は全国的に災害が多く発生しました。ことしは災害のない明るい1年になってほしいのですが避難場所の確認など日頃から備えましょう」と、あいさつしました。続いて表彰式が行われ、市内の各種大会で優秀な成績を収めた小中学生を表彰するスポーツ栄光賞や教育文化奨励など36の個人・団体が表彰されました。このうち、県大会や東北大会で優勝・上位入賞した小中学生に送られる「特別スポーツ栄光賞」には6人が選ばれ、この日は出席した3人に安部会長から表彰状が手渡されました。このあと行われた活動事例発表では、土淵小学校の6年生が遠野物語や佐々木喜善などについて調べた成果をクイズを交えながら発表し会場を盛り上げました。続く土淵児童クラブの発表では、けん玉の段・級位認定試験で初段に合格した6年生安部颯汰さんが大技を次々に披露しました。活動事例発表のあとは遠野山・里・暮らしネットワークの田村隆雅さんが「でんでらパラダイス構想」をテーマに講演しました。田村さんは旧土淵中学校に去年オープンした「日替わりシェフレストランでんパラ」の利用状況や、地域資源を活用したモニターツアーなど土淵町内で行われている様々な活動を紹介していました。また、この日は節分の前日だったことから多田市長や小学生などがステージに上がり、「鬼は外、福は内」と言いながら会場に向かって豆をまきました。なお推進大会の最後には懇親会が行われ、参加者は料理やお酒を楽しみながら交流し、地域の結束をより一層深めました。

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