2025年1月16日放送

冬休み!ドキドキ勾玉作り教室

遠野まちなかドキ・土器館で、今週月曜日、冬休み恒例の勾玉づくり教室が開かれました。勾玉は装飾品や祭祀の道具として縄文時代から作られていて市内では奈良時代の遺跡である松崎町の高瀬T遺跡から出土しています。この教室は勾玉づくりを通して市内の埋蔵文化財に理解を深め郷土の歴史を学ぶ機会にしてほしいと冬休みのこの時期に市文化課が毎年開いています。教室には市内の親子27人が参加し、縄文時代の装飾品の材料としても使われていた滑石という加工がしやすい石で勾玉づくりに挑戦しました。参加した親子はコンクリートブロックで削って形を作ったあと、目の粗さが違う紙やすりで思い思いの形に仕上げていきました。そして最後の仕上げとして表面をピカピカに磨くと世界でたった一つの勾玉が完成しました。およそ2時間もくもくと作業を続けた子どもたち、勾玉づくりを通して歴史に触れ、埋蔵文化財の大切さも学んだようでした。

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