2025年1月15日放送

遠野市交通指導隊・防犯隊 初点検式

遠野市交通指導隊と遠野市防犯隊の初点検式が、おととい、あえりあ遠野で行われました。遠野市交通指導隊は、交通事故のない明るい社会の実現を目指して、事故防止のための啓発活動などに取り組んでいます。初点検式では、はじめに統監を務める多田市長が、服装と手帳、警笛を点検し、隊員たちは、気を引き締めて臨んでいました。このあと多田市長が、「みなさんが雨にも負けず、風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けず街頭に立ち、市民の暮らしと命を守っていることが安全と安心な暮らしにつながっている」と隊員たちを激励しました。遠野警察署によると、去年県内で発生した交通事故による死者数は28人で、統計を開始した昭和23年から比較すると最小となりましたが、高齢者が関係する交通事故が高止まりになっているということです。また市内をみると、去年11月に死亡事故が1件発生しています。遠野市交通指導隊は、ことしも25人の隊員たちが交通事故のないまちを目指し活動を展開します。続いて、市内の防犯パトロールやイベントの警備など、地域防犯活動に取り組んでいる遠野市防犯隊の初点検式が行われました。隊員たちは、りんとした姿勢で服装と手帳の点検を受けていました。統監を務める多田市長は、「様々な場面で市民を犯罪から守る手助けとなっている。警察などと連携を図りながら強力防犯活動を展開していただきたい」と訓示しました。遠野警察署の情報では、去年窃盗や特殊詐欺など刑法犯の認知件数は54件だったということです。また市役所職員を名乗った特殊詐欺に関する相談も多く寄せられているということです。遠野市防犯隊43人の隊員たちは、ことしも安全で安心なまちづくりのため、地域防犯活動に取り組みます。

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