2025年1月6日放送

遠野の正月2025

2025年元日。遠野市は雪の降る厳しい寒さの中新たな年を迎えました。この中、遠野郵便局では年賀状の配達を前に恒例の出発式が開かれました。式には、およそ20人の配達員が出席し、阿部直弘局長が激励の言葉を贈りました。配達員たちは式が終わると早速バイクにまたがり、年賀状を届けるために新春の街に繰り出しました。なお、遠野郵便局によりますとことしの元日、市内ではおよそ6万7000通の年賀状が配達されたということです。またこの日は、遠野ウオーキング協会による元日恒例の初詣ウオークも行われました。ことしで21回目となる初詣ウオークには、市内外から18人が参加し、遠野郷八幡宮や日枝神社などを巡るおよそ8キロのコースをゆっくりと歩きました。出発からおよそ15分で遠野郷八幡宮に到着した参加者たちは、拝殿の前で手を合わせ、ことし1年の平穏を願っていました。また、遠野郷八幡宮にはウオーキングの参加者以外にも多くの参拝客が訪れ、大きな賑わいを見せていました。なお、遠野郷八幡宮によりますとことしの元日にはおよそ1万3000人が初詣に訪れたということです。そして、2日は道の駅遠野風の丘で午前9時から初売りが行われました。新春感謝祭として開かれた初売りでは、キッチンカーが並んだほかエントランスホールではもちがふるまわれ、新しい年のスタートを祝いました。売り場には遠野のどぶろくやお土産のほか県内の特産品が入った福袋などがずらりと並び、買い物客でにぎわいを見せていました。この中、一番の盛り上がりを見せていたのは2500円の買い物ごとに1回挑戦できるハズレなしの大抽選会です。特賞、いわて遠野牛のすき焼き肉やメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手のグッズを引き当てようと買い物客が列を作り今年最初の運試しを楽しんでいました。このほか、大槌町の郷土芸能、大槌城山虎舞が迫力のよい掛け声と太鼓の音とともに、披露され新年の幕開けを祝いました。

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