2024年12月11日放送

「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産 登録決定を受けて

日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まり、市内の関係者からもよろこびの声が上がっています。今月5日にユネスコ無形文化遺産への登録が決まったのは、日本酒をはじめとしたこうじ菌を使い日本各地の気候風土に合わせ、経験に基づいて築き上げられてきた伝統的な醸造技術です。日本ではこれまでに歌舞伎や早池峰神楽、和食などが無形文化遺産に登録されており、「伝統的酒造り」は23件目の登録となります。ことし、会社設立80周年の節目を迎えた青笹町の上閉伊酒造では、脈々と受け継がれた技術で酒造りを続けています。きょうは純米大吟醸に使う麹の仕込み作業が行われていました。上閉伊酒造の新里佳子代表取締役は「無形文化遺産への登録は大変よろこばしいですし、日本酒業界にとっても追い風になると思います」と話していました。

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