2024年12月6日放送

第23回絵で伝えよう! 「わたしの町のたからもの」絵画展表彰式

先月19日から市役所本庁舎で展示が行われていた第23回「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展」の表彰式が今週日曜日に開催されました。この絵画展は子どもたち自身が地域の宝物だと思うものをテーマに描くことで、遠野の自然や伝統、文化などを大切にする心を育んでもらおうと遠野ユネスコ協会が開催しました。展示の最終日に行われた表彰式には、175作品の中から受賞・入賞した18人のうち14人が出席しました。式では遠野ユネスコ協会の新里佳子会長が「皆さんそれぞれにとってのたからものを色鮮やかに表現していて、賞を選ぶのに苦労しました。私たちにとっては子どもたちが大きな宝物です」とあいさつし、作品を称賛していました。賞状授与では初めに最も優れた作品に贈られる日本ユネスコ協会連盟会長賞に選ばれた附馬牛小学校1年糠森釉衣さんに新里会長から賞状が手渡されました。糠森さんの作品「あきのもりであそんだよ」には、両手いっぱいにどんぐりを持ち楽しげな様子が描かれています。また、遠野市長賞には「かっぱ」を描いた遠野小学校3年両川咲琥さんと「小友祭りで踊る僕」を描いた小友小学校6年小松逞人さんの2人が選ばれました。絵画展に出展した児童・生徒たちは作品づくりを通じて地元の景色や自然、郷土芸能など自分にとってのたからものを再認識した様子でした。

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