2024年11月26日放送

重種馬の魅力を考えるシンポジウム

体重が800kgから1トンを超える体格が大きい馬、重種馬の魅力を考えるシンポジウムが今週日曜日あえりあ遠野で開かれました。このシンポジウムは馬の魅力を多くの人たちに知ってもらい生産など馬事産業に携わる新たな担い手を確保しようと日本馬事協会が開催しました。シンポジウムは基調講講演とパネルディスカッションの2部構成で行われ、県内の馬事関係者などおよそ70人が集まりました。この日は「重種馬の動きの魅力」と題してばんえい競馬のレースを参考に強い馬の動きの特徴について解説する基調講演と「重種馬の魅力」をテーマにパネルディスカッションが行われました。この中パネルディスカッションでは大学教授や馬の生産者などが登壇して「重種馬は優しくおとなしい」などと特徴を説明し、重種馬が活躍するばんえい競馬の魅力も伝えていました。また、馬の生産数が減少していることから「若い人に馬の生産に関わってほしい」と訴えていました。なお、日本馬事協会は今後も重種馬など馬に関する知識を広めるための機会を作り担い手不足などの課題解決に取り組んでいくということです。

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