2024年11月15日放送

冬を前に意識を徹底 安全運転講習

夕暮れが早まり本格的な冬が始まるのを前に、遠野テレビでは社員を対象に交通安全講習を開きました。遠野テレビは、取材やお客様のお宅を訪問する際などに車を運転する社員が多いため、講習を受けることで今一度自分の運転を振り返り、安全運転につなげようと「安全運転講習会」を社内で初めて実施しました。きのうは、遠野警察署の久保達也交通課長を講師に、県内の交通事故発生状況や事故の発生リスクを抑えるためのポイント、またシュミレーターを使って、交通事故が起こりうる危険性を体感しました。久保交通課長は、県内で発生している交通事故は減少傾向にあるものの、ことし10月末現在で23人の死者が出ていることや、歩行者事故が被害者の自宅周辺で多く発生していると説明しました。また、冬には路面凍結などによる事故が発生しやすくなることから、早めの行動やライト点灯を心がけ、「急」の付く運転はしないといった基本的な事故防止のポイントも伝えました。さらに、交通事故が発生しそうな危険な運転や場面を体感することができるシュミレーター体験も行いました。参加した社員はこの講習を受けることで日ごろの運転を見直し、交通安全に対する意識を高めました。なお遠野警察署では市内で450日以上交通死亡事故が発生していないことから、事故を起こさない・起こさせないための啓発活動を継続していくとしています。

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