2024年11月14日放送

建設業ふれあい事業

中学生が建設業への理解を深める「建設業ふれあい事業」がきのう遠野西中学校で行われました。この取り組みは建設業への理解とものづくりの面白さなどを知ってもらおうと、岩手県建設業協会遠野支部青年部が毎年、市内の中学校で開いています。きのうは初めに建設業や土木業の仕事内容の紹介や、若手社員の仕事ぶりが動画で説明されました。現在はデジタル技術の普及によって作業の負担が軽減されているほか、県内では建設業界で活躍する女性が増えているということです。また建設業は道路や橋といった生活に欠かせないインフラの補修工事、耐震化工事を行い冬の時期は道路の除雪を行っていることなども説明されました。この後、全校生徒が建設業に使われる小型のショベルカーやロードローラーなどに試乗し、遠野かっぱ工事隊から操縦方法を教わりました。中でも高所作業車の試乗体験では、バスケットに乗りこんだ生徒たちが高さ10メートルからの景色を眺めながら、作業員の大変さを感じていた様子でした。そして体育館では木工体験が行われ、生徒たちは協力しながら自分が学校で使うカラーボックスをドライバーを使って組み立てました。遠野西中学校の生徒たちは講習や試乗体験を通じて、市民の暮らしを支える建設業の重要性を学び、今後の進路の参考にした様子でした。

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