2024年11月14日放送

除雪機械出動式

本格的な冬の訪れを前に除雪機械の安全祈願式と出動式がきょう宮守防災除雪ステーションで行われました。きょうは南三陸沿岸国道事務所の職員や除雪作業を請け負う業者などおよそ30人が出席し、はじめに神事が執り行われ今シーズンの作業の安全を祈願しました。続く出動式では、南三陸沿岸国道事務所の武田哲英事務所長が「作業員の皆さんには健康に気を付けていただき安全を第一に無事故での作業をお願いします」とあいさつしました。きょうは道路の大切な役割について学ぼうと鱒沢保育園と鱒沢小学校の子どもたちも出席し、「除雪をがんばってください」と園児が除雪オペレーターに鍵を手渡し小学生と一緒に除雪機械出動の合図を出しました。南三陸沿岸国道事務所花巻維持出張所の宮守防災除雪ステーションでは6台の除雪機械を使って釜石自動車道の遠野住田ICから東和ICまでのおよそ43kmの区間で除雪や凍結抑制剤の散布を行います。南三陸沿岸国道事務所によりますと昨年度の除雪機械出動回数は除雪が244回、凍結抑制剤の散布が472回だったということです。出動式のあとには除雪学習会が開かれ鱒沢小学校と保育園の子どもたちは紙芝居で除雪の仕事について学んだほか除雪機械やパトカーに乗るなど貴重な体験をしました。また、凍結抑制剤を散布する様子を見学し白い粒が塩であることを教わると興味深そうにみつめていました。なお、除雪機械は積雪3cmを目安に除雪作業にあたり冬道の安全確保に努めるということです。

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