2024年10月25日放送

遠野市学校給食センター 全国学校給食甲子園出場!

遠野市学校給食センターが、12月に開かれる全国学校給食甲子園の決勝大会に2年連続して出場することになり、きょう多田市長に報告しました。出場報告のため市長室を訪れたのは、遠野市学校給食センターの平野沙紀栄養教諭と調理員の運萬里花さんです。2人が出場する「全国学校給食甲子園」は、全国の学校給食で提供される郷土を代表する料理を競う大会で、食育と地産地消の推進などを目的に開かれています。この大会には、全国から1051の応募があり、第4次まである書類審査では栄養量などのほか、地場産物の活用、食育にどうつなげるかなどが評価され、全国6ブロックから選考された12の学校・施設が決勝大会に進みます。遠野市学校給食センターは、ことし2月の学校給食で児童、生徒に遠野の伝統野菜である「遠野早池峰菜」と「どぶろく」を知ってもらいたいと切干大根と早池峰菜をどぶろくで煮込んだものや早池峰菜の茎をごはんに混ぜ込んだものなど遠野産の食材を使って提供した献立を応募しました。その結果、「郷土愛を育む彩りのよい献立となっている」「地元の高校の伝統野菜研究会と連携し、早池峰菜を使うなど郷土の野菜を知ってほしいというメッセージが込められている」などと評価され、見事、第4次書類審査を突破し2年連続決勝大会に出場することが決まりました。また、同じ学校給食センターで別の栄養教諭が2年連続決勝に進むのは全国で初めてのことです。報告を受けた多田市長は、「ぎゅっと栄養と伝統が詰め込まれた献立、すばらしい。」と喜びを伝えていました。なお決勝大会は、12月8日に東京都の女子栄養大学で行われるということで、その様子は、学校給食甲子園のホームページで生中継されるということです。

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