2024年10月24日放送

遠野市消防本部と 遠野電力センター合同研修会

遠野市消防本部と東北電力ネットワーク遠野電力センターが合同で救助の方法や技術を学ぶ研修会が今週火曜日に開かれました。この合同研修会は電気設備などによる事故が発生した場合に互いに協力し迅速に対応できるよう毎年開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で、2020年以降中止となっていました。4年ぶりに開かれたこの日の研修会には消防本部から26人電力センターから9人が参加しました。研修会では電柱に登っての作業中に身動きがとれなくなった作業員を想定し感電事故を防止しながら救助する方法や技術を確認しました。電柱からの救助を担った電力センターの職員は一つ一つの作業を指さし確認して安全で確実な救助を実践していました。また救急車の到着まで救助された人の心肺蘇生を行い救急車が到着すると救助を引き継ぐ連携についても確認しました。このほかAEDの使用方法や電柱の上など高いところから転落した作業員を安全に助けるための手順を確認するなどして万が一に備えました。遠野市消防本部と遠野電力センターでは今後も研修会を継続して救助技術の向上とお互いの連携強化を図っていくということです。

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