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2024年10月22日放送

遠野市記者懇談会

遠野市記者懇談会がきょう開かれ、３つの項目と今後の主要行事などが発表されました。はじめに令和６年度岩手県総合防災訓練の開催について発表がありました。この訓練は東日本大震災津波や平成２８年台風１０号、令和元年台風１９号災害などの大規模災害の教訓を生かし、自助・共助・公助の強化を図ることを目的に開催されます。今年度の訓練は来月１１月１０日・日曜日に遠野市と花巻市を会場に開かれ、市内は遠野運動公園で土砂災害による孤立集落を想定した各種訓練、稲荷下屋内運動場では緊急物資の受入・搬入訓練などが実施されます。また遠野健康福祉の里には「防災そばっち号」がきて地震体験ができるなど、各会場での見学が可能ということです。次に、市内企業の魅力発信や人材確保を目的としたオープンファクトリー「遠野しごと展」が、１１月１６日・土曜日と１７日・日曜日の２日間市役所本庁舎で開催されることが報告されました。遠野しごと展には市内企業や団体から２０のブースが出店し、各企業が仕事内容や魅力を紹介します。このほかトークイベントやワークショップも開かれ、ものづくり体験なども出来るということです。続いて、地域の優れた事例「グット・プラクティス・ストーリー」として評価され、２０２４年「世界の持続可能な観光地ＴＯＰ１００選」に遠野市が選出されたことが発表されました。市は地域の推薦に基づいて地域資源を認定する市独自の制度、「遠野遺産認定制度」を２００７年から始めていて、ことし６月に遠野ふるさと商社が「世界の持続可能な観光地ＴＯＰ１００選」の「文化と伝統」部門に推薦し選出されました。この選出を受けて市は、観光マネジメントボード遠野や遠野ふるさと商社とともに遠野市観光推進基本構想などに基づき、持続可能な観光まちづくりに向けた施策を展開していくとしています。なお遠野市記者懇談会の模様は、きょうから３日間遠野テレビ１０ＣＨで午後８時から放送します。

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