2024年10月21日放送

消費者として自立するために 緑峰高校で出前講座

生徒たちに消費者として金融に関する知識を深めてもらう出前授業が緑峰高校で開かれました。この出前講座は消費生活の現状と課題などを学び、消費者として適切な判断ができるよう金融リテラシーを身に付けてもらおうと、遠野市消費生活センターが開きました。この日は、緑峰高校の1年生29人を対象に盛岡市にある長谷川菜園法律事務所の長谷川頌弁護士を講師に消費者トラブルに巻き込まれないための講座が開かれました。長谷川弁護士は成人年齢となる18歳になるとひとりで契約ができるようになるとして、消費者トラブルにあわないために注意する点を事例を交えながら説明しました。この中で長谷川弁護士は「特に友人や知人の紹介で行われるマルチ商法は自分が加害者になる可能性もある。立ち止まる力断る力相談する力の3つの力を身に付けることが大切」と生徒たちに伝えました。また何か困ったことがある時は、近くの消費生活センターや消費者ホットライン「188」に電話してすぐに相談するように呼びかけていました。生徒たちは長谷川弁護士の話をうなずきながら聞き消費者トラブルを自ら防ぐための知識を身に付けていた様子でした。

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