2024年10月18日放送

ジビエ給食初登場  交流すまいる給食

遠野産の食材をふんだんに使った給食を生産者と囲む「交流すまいる給食」がきのう小友小学校で開かれました。きのう給食に登場したのはシカ肉です。交流すまいる給食は市内で生産される新鮮で安全安心な食材を給食に取り入れることで子どもたちに遠野ならではの「食」を伝えようと学校給食センターが開いています。きのうは捕獲されたシカを有効活用する遠野の新しい食文化を知ってもらおうと、ことし完成したシカ肉の処理・加工施設遠野ジビエの里のシカ肉を使用し、学校給食センターが「ジビエ給食」を初めて企画しました。小友小学校で開かれた交流会では遠野ジビエの里を運営する毘沙門商会の及川知也代表や遠野猟友会の小笠原廣さんなど合わせて5人が児童と一緒に給食を食べました。献立はシカのもも肉をミンチ状にして調理したジビエビビンバの具をはじめ遠野産銀河のしずくごはん、遠野産ほうれん草とたまごのスープなどで地元の食材がたっぷり使われています。児童たちはジビエビビンバの具をごはんに乗せて、美味しそうにほおばっていました。そして給食を食べ終わると児童たちは及川代表に「シカ肉はどうやって解体するのですか」などと質問し、ジビエに興味を示していました。なおきのうのジビエ給食にはシカ肉58キログラムが使用され市内すべての小中学校に届けられたということです。

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