2024年9月3日放送

9月遠野市議会 一般質問A

きょう開かれた9月市議会定例会はきのうに引き続き一般質問が行われ、7人の議員が登壇しました。きょうは小林立栄議員、菊池浩士議員、小松正真議員、昆明美議員、佐々木恵美子議員、佐々木大三郎議員、佐々木敦緒議員の7人が登壇し、遠野市の観光や福祉、医療などについて市の考えをただしました。この中で、高齢化の進展とともに増加している認知症について、理解促進や対応、早期発見や予防の取り組みを問われた市は、住民主体の通いの場や健幸ちゃれんじ応援事業などを通じた「運動」と「交流」による予防活動に力を入れている。また早期発見のための検診については、認知症地域支援推進員を地域包括支援センターに配置し体制を整えていると答えました。さらに、平成28年度からタブレット端末を使用した認知症の疑いが判別できる検査ツールを導入していて、実際に医療機関の紹介や介護保険サービスの利用につながったケースもあると答弁しました。続けて、平成30年度から児童・生徒向けの認知症サポーター養成講座も開催していて、現在の登録者数は474人いる。引き続きボランティアスタッフを養成し、誰もが当たり前に認知症の当事者をサポート出来るような環境づくりに努めていくと答えました。次に現在建築が進められているとぴあ木製遊具完成後の市内観光施設との連携について質問がありました。市は現在建築中のとぴあ木製遊具は10月上旬のオープンを目指していて、子どもたちの好奇心や探求心を高め、遊びを通じてバランス感覚や運動能力を育むことができるよう7種類の遊具を整備していると話しました。またこの木製遊具の整備により、ショッピングセンターとぴあの集客も一つの目的としていて、年間およそ5,000人の集客増加を見込んでいると答えました。さらに、市内小学生から木製遊具の愛称を募集したところ100件の応募があった。10月上旬に開催予定のオープニングセレモニーで発表しそれに合わせてまちなかを回遊できるようなマップを作成し周知を図っていくと説明しました。なお9月市議会定例会、あすから決算特別委員会が開かれることになっています。

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