2024年8月28日放送

土淵小学校と福崎町の児童が交流

遠野市と友好都市共同宣言をしてからことしで10周年を迎えた兵庫県福崎町の児童が、おととい土淵小学校の児童と交流しました。この日土淵小学校を訪れたのは兵庫県福崎町の児童15人です。福崎町は遠野物語の著者柳田國男が生まれ育った場所でこのつながりから平成26年、遠野市と友好都市共同宣言を発表、平成30年から児童の交流が行われています。この日ははじめに土淵小学校の全校児童を前に福崎町の児童が自分たちが通う小学校の特徴や町のいたるところにいる妖怪などを紹介しました。続いて土淵小学校6年生の児童が取り組んでいる「子ども語り部」の活動や遠野物語誕生のきっかけなどを寸劇を交えて紹介しました。互いの発表から児童たちは遠野の佐々木喜善と福崎町の柳田國男の出会いが現在の交流につながっていることを再認識していました。このあと語り部体験が行われ、福崎町の児童たちは土淵小学校5年生の児童たちに読み方やイントネーションなどを教わり遠野の語りに挑戦していました。なお福崎町の児童たちは台風10号の影響から滞在期間を1日切り上げこの日カッパ淵を見学したあと帰路についたということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.