2024年8月26日放送

遠野ホップ収穫祭

遠野ホップ収穫祭がきのう・おとといの2日間蔵の道ひろばを会場に開催され、多くの人でにぎわいました。遠野仙人太鼓の迫力のある演奏で幕を開けた遠野ホップ収穫祭は、ホップの産地・遠野でことしの収穫を祝い、おいしいビールと旬の食材を楽しむイベントです。初日のオープニングセレモニーでは初めに遠野ホップ農業協同組合の安部純平組合長が「去年は生育が悪く苦労しましたがことしは香りの強いものができそうです。ぜひお楽しみください」と、あいさつしました。続いて行われたホップバトンパス式では、ホップ農家を目指す研修生から、ビールの作り手であるキリンビール仙台工場、上閉伊酒造、遠野醸造にこの日の朝収穫されたホップが手渡されました。この後、主催者を代表して遠野ホップ収穫祭実行委員会の田村淳一実行委員長があいさつしました。また、オープニングセレモニーの最後にはキリンビールの堀口英樹代表取締役社長がサプライズで登場し会場を盛り上げ、全員で乾杯しました。会場では県内外から訪れた人たちが地元産のおつまみやフードメニューと一緒に様々な種類のビールを味わっていました。収穫祭ではこのほかにもホップ畑を見学するバスツアーが行われ、参加者たちは農家からホップにまつわる話を聞きながら、毬花の香りを確かめたり写真を撮ったりしていました。なお、ことしのホップ収穫祭には2日間でおよそ1万3000人が来場し、ビールの里ならではの魅力を堪能したということです。

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