2024年8月19日放送

第2回 多様な教育活動の検討委員会

2回目となる遠野市多様な教育活動の検討委員会が8日・木曜日開かれました。この検討委員会は、市内の小学校が児童数減少の背景から小規模化が進む中、子どもたちの将来を見据え市立学校の在り方などの多様な教育活動について検討するため設置され、学校・保育関係者や保護者、学識経験者など30人で構成されています。2回目となった今回は、はじめに保護者と学校運営協議会の学校部会委員を対象にしたアンケートの結果について報告がありました。内容は、「小学校の1学級に人数はどの程度が望ましいか」や「学校規模を見直すことについてどう思うか」など11の項目で調査され、保護者からは774人学校部会委員からは82人の回答がありました。アンケートの結果、学校規模を見直すことについては賛成・どちらかといえば賛成の回答が大半を占めていたことが報告されました。続いて、複式学級・小規模校のメリットとデメリットについてなどをテーマに5つのグループに分かれて協議しました。その結果、委員からは小規模校のメリットとしては「きめ細やかな指導ができる」「ひとりひとりが主体性をもって物事に取り組める」など意見がありました。一方「異なる行動や発想がしにくい」「多様性を学ぶ機会が少ない」などデメリットも挙げられていました。次回の検討委員会は10月に開かれる予定で、学校の役割と地域の関わりについてなどを検討するということです。

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