2024年8月14日放送

市内のお盆

盆の入りのきのう、市内では多くの人たちが墓参りに足を運んでいたほか、穀町商店街などでは恒例のまつ火焚きが行われました。大工町の善明寺では家族連れなどが墓参りに訪れる姿が見られました。訪れた人たちは墓を掃除したあと花や線香を供えて静かに手を合わせ先祖に思いを寄せていました。また穀町商店街などでは夕方先祖を迎える「まつ火焚き」が行われました。遠野の中心市街地では先祖を供養するため盆の入りに「迎え火」として家の前でまつ火を焚く風習があります。まつ火焚きを行う家の前では近所の人たちや家族がパチパチと乾いた音をたてて燃える炎を見つめながら語り合ったり、子どもたちが花火をしたりしていました。まつ火焚きを行っていた人たちは「これからも受け継いできた風習を続けていきたい。」と話していました。

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