2024年8月13日放送

水稲の班点米カメムシと いもち病調査

今年度2回目となる水稲のカメムシ発生状況といもち病の調査が先週木曜日市内のたんぼで行われました。この調査は米の品質向上と生産安定につなげようと市やJAなどで組織する遠野地方病害虫防除推進協議会が実施しました。先月23日に行われた1回目の調査では葉いもち病の発生がすこし見られたほか稲の品質低下の原因となるカメムシについては昨年度よりも多く確認されたということです。先週行われた2回目の調査では協議会の会員9人が市内11地区の田んぼを対象にカメムシといもち病の発生状況を調査しました。会員は虫網でカメムシを捕獲したほか目視で水稲の葉や穂にいもち病が発生していないか確認しました。また田んぼで捕獲したカメムシの数を数え、発生状況を調査していました。この結果調査したほぼ全ての田んぼでカメムシが捕獲されたほか、いもち病については肥料が多く葉の色が濃い田んぼの一部で葉いもち病が若干確認されたということです。遠野地方病害虫防除推進協議会では水稲の品質向上と生産安定のため適切な管理と対応を呼びかけています。

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