2024年7月30日放送

市長と若手農業者との 意見交換会

市長と若手農業者との意見交換会がきのう市役所本庁舎で開かれ、今後の農業経営などについて活発な意見が出されていました。この意見交換会はこれからの遠野の農業を支える若手農業者と農業経営などに関する情報や意見を交わし今後の農業施策や取り組みにつなげようと市が開きました。きのうは、市内の畜産農家や米、野菜農家などから合わせて14人が出席して「収益が上がる農業持続可能な農業にどう取り組んでいくのか」をテーマに意見が交わされました。参加者からは農地の有効活用や人材の確保化学肥料や農薬を使わない「有機農業」についてそれぞれ意見が寄せられました。このうち有機農業について参加者からは「有機農業の形ではないが自分で肥料を設計して徐々にできるように勉強している。遠野で研修会などがあればいい。」「有機栽培に適した堆肥を遠野の堆肥センターで作ることができたらよいのでは」などと意見が寄せられていました。これを受け多田市長は「遠野の農業の個性を出していくためには力を合せてチャレンジすることが大事、まずは勉強をしてそこから意見を出し合って協力しながら進めていきたい」と伝えていました。このほか、農業機械の自動運転に関することや移住して新しく農業を始める人に対する住まいの支援についてなどの意見もあがっていました。なお遠野市では寄せられた意見を農業施策の参考とし、今後も農業者と意見を交わしながら将来にわたる農業の発展につなげていくということです。

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