2024年7月15日放送

白岩児童センター 開所

白岩児童館の老朽化により新しく整備された白岩児童センターの開所式が13日(土曜日)、行われました。遠野北小学校の児童による薬研太鼓の演奏で始まった白岩児童センターの開所式には教育関係者や地域の代表者などおよそ80人が出席しました。はじめに多田市長が「子どもたちの可能性は無限。その可能性を伸ばすために作った施設をみんなで大事にしていきたい。」とあいさつしました。このあと児童を代表して遠野北小学校6年の阿部心桜児童会長が感謝の言葉を伝えました。白岩児童センターは旧白岩児童館が建設されてから46年が経過し老朽化したことや学区内の児童が増加し手狭になってきたことから対応するため整備されました。総事業費は3億3,231万4000円で木造平屋建て建物延面積は旧児童館からおよそ50平方メートル広い430平方メートルです。また通常の児童館の機能に加え運動を中心とした遊びを通じて児童の体力増進をはかるため、遊戯室には市内で初めてとなるボルダリングのクライミングウォールが設置されました。さらに集会室と図書室には岩手県産と遠野産の木材が使用されていて、木の香りや温もりも感じることができます。このほかにも太陽光発電設備と蓄電池を備えて災害時にも利用者の安全を確保できるよう整えられました。なお、白岩児童センターはあした(16日・火曜日)から児童たちの利用が始まり、今月は子ども食堂の開催が予定されているということです。

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